歯列矯正は原則保険適用外

歯列矯正の治療費は、原則保険適用外となりますので、自費治療となります。この場合自費治療というのは、治療にかかる費用は全額自己負担ということになります。なお、例外として保険が適用される矯正治療もあり、その場合は、

  • 口蓋裂や口唇裂などの先天的な咬合機能
  • 外科的な治療が必要な顎変形症

の場合には、保険が適用されます。ただ、一般的に歯並びを良くするということであれば、保険は適用外となりますので、費用がかかるということはある程度覚悟をしておく必要があります。

歯列矯正にかかる費用

それでは実際に歯列矯正をした場合にはどのような費用がいくらかかるのでしょうか。

かかる項目としては

  • 初診料
  • 検査、診察料
  • 装置装着料
  • 治療費
  • 保定装置料
  • 保定観察料

といったものがかかります。

この項目でかかる具体的な費用としては、表側治療をした場合には、
初診料:2,000〜5,000円程度。ただ、無料の場合もあります。
検査、診察料:25,000〜50,000円
装置装着料、治療費、保定装置料、保定観察料等の合計は、65〜95万円ほどになります。ですから、トータルで計算をすると、表側の治療については、70〜100万円プラスアルファと言ったところでしょう。

また、裏側にした場合は、治療がやや複雑になるので、表側治療の20〜50%増えるとい考えておいたほうが良いでしょう。

歯列矯正は医療費控除の対象となるのか

歯列矯正は医療費控除の対象になるのかと言うことも考えてみましょう。医療費の控除については、美容目的での治療ということになると、医療費の控除の対処にはなりません。ただし、「歯列矯正治療が必要」と認められる場合には、医療費の控除の対象になります。例えば、歯列の状況が子どもの成長を妨げるようなものである場合には、歯列矯正をしないと、子どもの健康を害する可能性もあり、歯列矯正の治療をするべきということになるので、医療費の控除の対象になります。

また、大人の場合も、「咀しゃく障害の改善(かみ合わせの改善)」を主な目的とする場合には医療費控除の対象になります。

これらの医療費控除の場合は、あくまでも美容のためではない時でないと対象にならないので、自分が治療を受ける歯列矯正は美容目的ではな位ということを示す診断書が必要になりますので、きちんと担当医の先生と治療をする前にきちんと話し合いをして、確認をしておく必要があります。

また、歯列矯正の場合は、冒頭でもご案内をしましたが、相当額のお金がかかりますので、まずはきちんと担当医師とはよく話し合いをして、見積もりを出してもらうようにしましょう。その場合は、一人だけの医師ではなく、数人の医師の見積もりをとって総合的に判断をした方が良いでしょう。また、その医師を決める場合も、きちんと口コミを調べてみたりなどして、候補者を選ぶべきでしょう。